モンテルヴィーニ(生産者紹介)

モンテルヴィーニ社
モンテルヴィーニ社

創業1881年、5世代140年以上に渡る
ワイナリー「モンテルヴィーニ社(Montelvini)」
ワインの新たな価値を創造する。

モンテルヴィーニ社は、国際的な貴重なアソロプロセッコスペリオーレとモンテッロロッソの2つの非常に権威のある高品質なDOCG認定のワイン生産者です。

ヴェネト地方、トレヴィーゾの丘
現社長のアルマンド-セレナ氏

現社長のアルマンド-セレナ氏は、
1968年ヴェネガッツで革新的なワイン生産を開始します。

このヴェネト地方、特にトレヴィーゾの丘でのぶどうの栽培の歴史は非常に古く、現在「プロセッコ」として知られるプチノワインの生産に適しているとして古代ローマ人にも称賛された場所です。
現在でも、水はけの良いぶどう栽培に適したこの場所は常に優れた品質のワイン生産の代名詞にもなり、プロセッコは世界で最も有名なイタリアのスパークリングワインを象徴するものとなりました。

この土地の生産者は皆、自分たちのブドウ園を敬い大切にしています。
経験、実績、倫理的な観点に基づき伝統的な栽培方法をできる限り守ります。
確かにそれは自らとモンテルヴィーニブランドの未来を守ってきました。
しかしながら、彼らはその品質と卓越性に対する高い水準を再認識すべく、技術改善の機会も決して逃すことはありません。
140年の伝統をもつモンテルヴィーニは、こうした土地や生産者とのアライアンスを大切にしています。

モンテルヴィーニ社のワイン

ドラフトワインのパイオニア

熱い情熱を持ってこの地方のヴェネガッツという場所に挑戦したアルマンドセレナ氏率いるモンテルヴィーニ社のワインは伝統的で評価の高いDOCワイン生産を行いながら革新的な技術を意欲的に取り入れ、1980年代にクラシックボトルだけではなくドラフトワインの製造を始めます。

今でこそ、世界中で見られるようになった特殊樽からワインを直接提供する方法ですが、当時は革新的すぎて、すぐには周囲に受け入れられませんでした。
しかし現在では数々の大手取引先がこのシステムを採用するに至り、そこかしこの店頭で特殊樽から直接カラフェやグラスにワインを注いで提供されています。

ドラフトワインがおすすめできる理由

ドラフトワインがおすすめできる理由

  • ・飲み頃のワインを充填
  • ・光から守る → ワインの劣化を防ぐ
  • ・空気に触れない → ワインの酸化を防ぐ

だからワイン本来の官能的なブーケが守られる!

世界に拡がるドラフトワイン

世界に拡がるドラフトワイン

1980年代からすでに30年以上が経過し、世界中で年間80万樽を超えるモンテルヴィーニ社のドラフトワインが提供されています。
今では、北米を中心に特殊樽詰のワインが拡大していますが、スティルワインでの取り扱いが主になっているように、スパークリングワインの特殊樽詰めは高い技術が必要でまだまだ一般化されてはいません。
このことからもモンテルヴィーニ社がステンレス製樽詰ワインのパイオニアとして現在も業界をリードしていることがわかります。

技術者チーム
モンテルヴィーニの伝統的な生産方法

伝統を守りつつ改善を怠らない

モンテルヴィーニ社では、徹底した高品質を維持確保するため、かつては一人でしていたことも、現在では各段階を丹念に追及する技術者チームによって管理しています。
確かにこのような変化はありますが、モンテルヴィーニの伝統的な生産方法は今も反映されており、常にビジネス的な判断や決定によることなくブドウの芳香とフルーティーな特性を可能な限り維持するワインを追及しています。

モンテッロの丘
アゾロ・プロセッコDOCG

実際、プロセッコDOCG全体の1/10程の希少なアゾロ・プロセッコDOCGを産み出すアゾロやひと続きのモンテッロの丘は、ただぶどうの栽培に適している場所というだけではなく、過去の旅行者が残した風景、地形的特徴が当時と変わらずに残り、モンテルヴィーニが、この土地、そしてブドウの木の栽培やワイン造りに関わるこだわりを実現するため、共に献身的に世話する地域の人たちを誇りに、そして固い絆を大切にしていることを証明しています。

モンテルヴィーニ社

受け継いだ良いものを守りつつ、改善を恐れないワイン造りを行うモンテルヴィーニ社は今後も常に良質なワインを届けてくれることでしょう。

タイトルとURLをコピーしました