カルメル&ジョゼ(生産者紹介)
ラングドックルシヨンワイン専門ネゴシアン
「カルメル&ジョゼCalmel&Joseph 」
1995年設立。カルメル&ジョゼ(Calmel&Josephは、地域全体のプライベートワイナリーからのラングドックルシヨンワインを専門に取り扱うネゴシアンです。
2人のワインクリエイター。Laurent Calmel(写真右)と、Joseph(写真左)のノウハウが融合し、素晴らしいワインを生みだします。
ドメーヌの歴史
ラングドックワインの歴史は、紀元前5世紀にブドウの木を紹介したギリシャ人から始まりました。
しかし、地元のワイン造りが実際に始まったのはローマ時代。それ以来、ワインは地域経済において非常に重要な役割を果たしてきました。
ラングドックのワイン産地は、ニームからスペイン国境まで広がり、オード、ガール、エローの3つの県をまたいでいます。2007年にラングドックとルシヨン地域の両方をカバーするAOCラングドック地区アペラシオンが創設された後、現在はピレネーオリエンタルまで広がり、多様なテロワールを楽しませてくれます。
この地の可能性を信じる二人
ジェローム・ジョセフ
1995年故郷のラングドックルシヨンでワインを扱うまで、ホスピタリティマネジメント(ローザンヌホテルスクール)での大学院研究や海外での様々な役職での経験を積み、先入観を持たず独学で田舎の伝統的なワインコミュニティに参加します。2007年のローラン・カルメルとの出会いをきっかけにワイン造りにより密接にかかわり、最も複雑な地域のワインで最高の表現を生み出すことに取り組んでいます。
ローラン・カルメル
ブドウ栽培とワイン醸造学を学んだのち、ラングドック、プロヴァンス、ローヌ渓谷を皮切りに、アメリカ、モルドバ、チリ、オーストラリアにてワイン造りのあらゆる側面を探求し経験を積む。2003年よりラングドックとスペインにてワインを作り、そこで関わった多くのドメーヌがさまざまな一流のワインガイドに認められる。2007年にジェローム・ジョセフと出会い、それ以降共にラングドック・ルシヨンの厳選されたテロワールのブドウ園にこだわり、可能な限り自然なワインを生産することに挑戦しています。
厳選されたブドウ園
厳選されたブドウ園でのブドウ栽培と醸造は自然で環境に優しいものです。
様々なワイン用ブドウ品種が栽培され使用されているラングドック・ルシヨン地方。異なる品種のブドウを慎重にブレンドし、ベストなバランスと香りを維持できるまで、辛抱強く自然に熟成します。これらのワインは独立した機関で分析され、その情報は公開されています。
Calmel&Josephでは、ワインの鮮度、フィネス、エレガンスをコンセプトにしています。
地中海沿岸の暑い地域のため、山麓のワイン生産地域の端、できるだけ涼しいテロワールを探します。テロワールを決定したら、可能な限り自然なブドウ園の区画を探します。そのようなブドウ園こそ、最も複雑でありながら最も強い個性を持つワインが生産されると信じているためです。
こうしてその園地のワイン生産者と提携し、選び抜いたブドウのみを使用しています。
開かれたワイン造り
醸造のためのプロセスで非常に重要なのはぶどうの「収穫日」。ワインの仕上がりを左右します。酸と官能的な成熟度のバランスを見極めて収穫日を設定します。ぶどうは手摘みし、茎を取り除き、選別します。ぶどうの品種による特性が最大限発揮されるようにします。
ワインの製造工程でも最も難しい部分となるブレンド。
テロワールの個性についての深い理解と経験が求められます。
またワイン自体は毎年新しく醸造されたものとなるため、客観的な判断と、最適なブレンドを導き出すための知識が求められます。
熟成はタンクや樽で行われます。タンクでの熟成は通常16〜18ヶ月ほどかけて行われます。
樽熟成では様々なサイズの樽で行われそれに応じた期間が熟成にかけられます。それぞれワインは成長を見守るため定期的に味見されます。
証明された品質
この地の持つ桁外れなポテンシャルを確信し、多くの生産者との信頼関係を構築。醸造のみならず、栽培工程から的確なアドバイスを行い、何よりテロワールを重視、その製造方法はあくまで自然的です。カルメル&ジョゼ2人の共通する目的、このユニークな地中海的風土の土壌が生み出すワインの確かな品質を証明することは、彼らの持つ経験と強い信念によって確かに実証されています。厳選された畑から造り出される、フレッシュでありながら、素晴らしいフィネスとエレガンスを併せ持ったワインを是非お楽しみください。